CRシステムと連携

京都市北区の内科医院です。消化器内科、糖尿病内科、高齢者にやさしい医療、膵臓疾患、地域医療連携を得意としています。

CRシステム

本院のCRシステムの導入顛末記  〜システム選定から設定、運用まで〜

無床診療所におけるX線一般撮影機器の選定  CRシステムかフラットパネル方式か

 CR(Computed Radiography)システムとは、従来のフィルムの代わりにIP(イメージング・プレート)と呼ばれるX線の強弱を記録(X線エネルギーを蓄積する)できるプレートを用いて撮影を行うシステムです。そのプレートにレーザービームを照射することによって電気信号に変換します。つまりプレート内の情報ををいったん別の器械で読み取るという作業が必要になります。その変換された電気信号をデジタル値として処理した後、フィルムとして出力したり、診断用モニターに出力します。一昔前までは、ドライイメージャーを用いて、フィルムに焼き、シャーカステンに掲げて診断を行っていましたが、個々数年、新規の開業医院では、フィルムレス化となることが多く、ほとんどのCRシステムが診断用モニターとの組み合わせになっています。デジタル画像なので必要に応じて階調・濃度等の処理を加えることで診断能力の高い画像を提供することができ、また撮影時のX線量も低減できます。国内で導入されるCRとしては、富士製(Capsulaシリーズ)もしくは、コニカ製(Regius)がほとんどのようです。その他コダック製のものなどがあります。
 一方、フラットパネルシステムは、X線検出器に平面検出器(フラットパネルディテクタ)を用い、X線の強弱を直接検出器で感知し、デジタル化します。すでに病院、検診などで普及していますが、最近では、診療所レベルでも導入する施設が見受けられるようになりました。X線の爆写から、数秒で診断用モニターに撮影画像を出力でき、非常にスピーディーに検査を進めることが出来ます。年々、導入価格が安くなってきているとはいえ、CRの機器に比べると、まだまだ高価なので、最初にこのシステムを導入する施設は少ないようです。整形外科医院などのように、撮影枚数が多いところでは、メリットは大きいようです。国内メーカーで診療所向けとなると、キャノン製のものがいいようです。
 当院は内科医院ですので、今回はCRシステムを導入するのが得策のようです。FPD方式の販売価格の推移を考えると、将来の機器の更新の際には、おそらく本方式が主流になっているものと思われます。

CRシステムの選定  コニカかフジか!